フェアレディZもオレの人生も尖ってます!

nakamura2“先端恐怖症”ってのを知ってます? なんでもハサミなど尖ったものを見ると不安になってしまう病気とのこと。そーいった方たちには大変申し訳ないのですが、ワタクシは尖ったモノ大好きな“先端フェチ”なんです!

親に聞くと物心がついた時からその傾向があったらしく、オモチャといえば飛行機ならコンコルド、電車なら新幹線ひかり号、建物なら東京タワーと、鋭いものばかりを溺愛し、怪我しないか心配だったとか。

じつは……小学生の頃も“イケナイ尖り小物!?”を集めてました。

当時、沖縄の実家の近くに山があり、その中に入ると第二次世界大戦時にほったらかされた、朽ち朽ちに錆びた機関銃の弾丸、薬きょうがゴロゴロ転がってました(すでに戦後30年以上経っていたのに)。クワガタ捕りついでにそーゆうのをよく拾ってきて、勉強机の引出しの中にコレクションしてたら、ちょうど30発集めたトコで(よく知らなかったけど不発弾も数発アリ)、母親に見つかってしまい、こっぴどく叱られ、仕事から帰ってきた父親には

「オマエはオレが建てた家を爆破する気か(怒)」

と、ブン殴られました。
ちなみに母親は見つけた時、悲鳴をあげて気を失いかけたそうです。たしかに今思うと、小学4年生の息子の引き出しをこっそり開けたら、エロ本とかカワイイもの!? じゃなく、不発弾だらけだったら、そりゃ気絶するわな!!!!

まぁ、前置きがずいぶん長くなりましたが、この'69~'78年に製造された初代フェアレディZも小学生時に”尖がり衝撃”を受けたクルマです。モデルチェンジの度に、ぼってりデブになっていったその後のZには感じられない、弾丸!? のようなデザインがサイコーでしょ! ずぅ~っと、ずぅ~っと好きで、23歳の時に13年落ちの中古車を購入、それを10年以上乗り回していたのだけど、さすがにボロボロになり、34歳の時、写真の逆輸入車に買い換えました。湿気の少ないカリフォルニアにあっただけあり、発売から32年経っているのにもかかわらず程度は抜群で、また10年ぐらいじっくりフェチれそうです。ただ問題はエアコンが付いてないので、女ウケが最悪。小雪みたいな尖がった顔立ちの美女が涼しい顔で隣に乗ってくれると楽しいんですけどね……!?

2005年6月 2日 副編集長ナカムラ | |

恐怖! ゴジラとカワサキKH400

nakamura1  このバイクを乗っていると知らない人にしょっちゅう声を掛けられます。 製造からもう30年も経っている車種なので、元バイク好き?のおっちゃんから、暴走族風のあんちゃん(未だに人気だとか)まで、みんな懐かしがって寄ってくるんです。

 つい先日も……深夜1時、新宿歌舞伎町区役所通りにて。
バイクを路肩に止めようとしてたら、クラクションがパァァァンとなり、
「オイ、コラッ(怒)、アカンがな、オレのベンツの前に止めたら!」
と、後ろからモノ凄くドスの効いた声。首がねじ切れるぐらい慌てて振り返ると、クラブ(もちろん踊らない方の)で飲んでいる親分の帰りを待っているフルスモークのベンツから、120kgぐらいありそうな運転手(兼ボディガード? つうか抗争時の盾?)がノッシ、ノッシとゴジラのようにやってくるのです。ホント、口から火を噴きながら!(よく見たらタバコの煙だったけど)。
「す、す、すみません、ど、ど、どかしますから、すぐどかしますから(殺さないでください)」
とアワアワ命乞いしていると、
「お! コレKH400やんけ! なっつかしぃの乗ってんのぉ~。オレも20年前乗ってたんやで」
「そ、そ、そうなんですか。と、と、とにかく移動させますから」
「えーがな、えーがな、ちょっとだけなら、そこ置いとっても。オレのんはな、3段シートと集合チャンバーつけとってな、バイ~ン、バイ~ンゆわせて大阪走りまわっとったでェ~。ニイちゃん、ええ趣味しとんのぉ」
それって族だったというコト? 族→ヤ○ザ 超エリートコースなワケで……おっそろしく怖い人だったんで、とりあえず何を言われても
「はっ、そうなんですか」
と、引きつったアイソ笑いしてたら、ワタクシとの会話に飽きたらしく、突然またドス声で、
「久しぶりに乗ってみたいんやけど、エエかな? その辺をひと回りしてくるだけや」

ひぇぇぇ、オレのKH400がゴジラにレイプされるぅぅぅぅぅ! 

さすがにそれだけは断ろうと、半泣きしながら死を覚悟して、
「ちょ、ちょ、ちょっと今エンジンが、や、や、焼きつき気味でヤバイんで……(一世一代のウソ)」
「しゃーないのぉ~。そーいや、オレも昔焼きつかしたことがあったの思いだしたわ。このエンジン、焼きつくんで有名やったもんな。ま、大事にし~や。バイク止めるんやったら向こう側に止めた方がエエで」 
「ス、スミマセンでした。気をつけます(殺さないでくれてありがとうございます!)」
もちろんソッコーで移動。冷たい汗だらけになった恐怖体験でした。

 よくバイク乗りの友人達に“旧いからコンディションを維持するの大変でしょ”と言われますが、ワタクシに言わせればカタギじゃない人からの“生命の維持”が大変なんです!?

2005年5月17日 副編集長ナカムラ | |