創刊20周年記念サイト『ファッション業界人に訊きました “Beginってどんな雑誌?”』
Begin編集部員の“私的傑作モノ”インプレッション

ポロ ラルフ ローレン【POLO RALPH LAUREN】

創業年:1967年/原産国:アメリカ
URL:http://ralphlauren.co.jp/

上品に着られるだけでなく、カジュアルにも似合う
 1972年に登場して以来、ボタンダウンシャツに次ぐアメカジの定番アイテムとして君臨する、ポロ ラルフ ローレンのポロシャツ。ほかのアイテムは持っていなくとも、ポロシャツなら1枚は持っているなんて人も多いことでしょう。先に断っておくと、ポロシャツというウェア自体、このラルフが起源と思っている人もいるようですが、正式にはポロ競技に由来するもので、同ブランドから起こったものではないです、ハイ(ちなみに同ブランド名もポロ競技に由来。気品を意識して命名)。とまぁ、由来を混同しがちなほど、ここんちを代表するウェアであり、定番の1着というわけです。
 そんなポロシャツも近年になって、細身にモダナイズ。それがカスタムフィットと呼ばれるモデルで、身ごろがダブっと余ったりピタピタになりすぎたりせず、今風のカジュアルにズバリとハマります。でもビギンが一番注目したのが前立ての短さ。同ブランドの伝統的に短い前立てをさらに短くアレンジし、Tシャツ風なルックスを獲得しているのです。つまり、着ると軽快に見えて、アメカジのようなラフな着こなしによく合うということ。もちろん、衿付きならではの品の良さは備えているので、キレイめパンツにもバッチリ似合います。

7月号オススメアイテム
ポロ ラルフ ローレン短い前立てでTシャツ感覚でラフに着られるのがラルフのポロシャツの特徴。登場するポロシャツ御三家の中で一番、デニムや軍パンなど幅広いカジュアルパンツに馴染む。



Begin7月号表紙Begin7月号(2006年5月16日発売)
【大特集】大人のTシャツ&差がつくスニーカー500
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2006年5月15日 人気ジャンル:ファッション | | トラックバック (3)

スプリングコート【SPRING COURT】

創業年:1936年/原産国:フランス
URL:http://www.fen.co.jp/springcourt/

プレッピースタイルの筆頭候補!
 プレッピースタイルが大ブレイク!な2006年、日本のファッションシーンには'60~'80年代に一世を風靡した「懐かしクラシック顔」の白スニーカーが返り咲いている。なかでも一躍人気なのが、スプリングコートだ。
 今となってはお洒落スニーカーの代表格として重宝されているこの靴、もともとはクレーコート用のテニスシューズがはじまりである。エスパドリーユがテニスシューズ代わりだった1900年代初頭、創業者のテオドール・グリムソンがキャンバスとゴム底をバルカナイズ製法で合わせるスニーカーを考案。その靴が「コートの中でぴょんぴょんと弾んでいるようだ!」とテニスコート中で評判となったことから、1936年に「スプリングコート」と名付けられた。
 その後フランス全土のテニスプレーヤーに広まり、戦後のフレンチ・オープンでプロテニスプレーヤーたちにも絶賛され、世界に認められるスポーツスニーカーとして急成長。1952年にはインソールを丸洗いできるよう着脱可能にし、両サイドに4個ずつ計8個の空気穴を設けることで、自然に空気が靴の中に流れ込む“Natural Parmanent Ventilation System”で特許を取得。より清潔で履き心地のよい現在のモデルが完成した。
 またスプリングコートは、著名なミュージシャンや写真家、デザイナーなどの愛用靴として知られている。なかでもジョン・レノンが自身のアルバム『Abbey Road』のジャケット写真や、オノ・ヨーコとの結婚式でも履いていたのは有名な話。ほかにも、セルジュ・ゲンズブール、ポール・ウェラー、オアシスのリアム・ギャラガーなどが愛用しているという。
 この夏、今年っぽいスタイルを気取るなら素足履きできる白スニーカーはマスト!ということで、筆頭候補としてオススメしたい白スニーカーだ。

7月号オススメアイテム
スプリングコートスプリングコートのド定番「G1ローカット」。天然コットンのアッパーや靴ひも、コットンクロスのインソール、グリップ性と摩擦力に優れた天然ゴムのアウトソールとケミカルな素材を使っていないのもポイント。インソールはミント入りでほのかな香りが漂います! なお、スプリングコートをはじめ、本当のお洒落になるために絶対にはずせないアイテム満載のBegin7月号大特集「大人のTシャツ&差がつくスニーカー500」も必読です!



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2006年5月15日 人気ジャンル:スニーカー | | トラックバック (0)

スピビー【SPIVVY】

創業年:1997年/原産国:日本

鯖江の職人が手作業で仕上げる、世界が認めたリアルモードオプティーク
 デニムの岡山、ウールの一宮と並び、日本が誇るメガネフレーム生産の聖地、鯖江で誕生したアイウェアブランド、スピビー。ブランドのデザインコンセプトは“リアルモード”。'97年の創設以来、日本人の顔に合うシャープで繊細なデザインを軸に、グローバルな視野で取り入れたモードテイストをプラスさせたスタイリッシュなアイウェアを追求し続けている。
 スピビーのフレームは、シャープでエッジの利いたものが多い。そのデザインは個性的ながら決して奇抜になりすぎることがないため、スーツスタイルとの相性はバツグン! ビジネスシーンにも違和感なく溶け込んでくれる。またデザインアクセントともなっているヒンジやヨロイ部分は、フィット感や視認性などの機能に直結していることもスピビーを語るうえでの大きなポイントだ。加えて製作を担当するのは鯖江でも有数の熟練クラフトマン。デザインと機能性、そしてクォリティがこれほどまで高い次元で三位一体となったアイウェアは数少ないだろう。
 また、スピビーのアイウェアはオノ・ヨーコやサミュエル.L.ジャクソンが愛用していることでも知られている。Begin7月号の「夏にすぐ効く! メガネとサングラス」特集では、新作とは別にサミュエル.L.ジャクソンが最近大人買いしたというモデルも紹介しているのでお見逃しなく。
 10年で各界のセレブが認める、世界的アイウェアブランドの座を獲得したスピビー。その高い評価は、確固とした基本理念に基づき、選び抜かれた職人と製作スタッフが一本一本のクォリティに妥協を許さなかった賜物なのである。今後も同ブランドの発信するアイウェアから目が離せない。

7月号オススメアイテム
スピビー
今季の新作で注目すべきは、メタルフロントとプラスチックテンプルを組み合わせたこちら。ブリッジと蝶番をつなぐヨロイ部分にβチタンを使用しバネ性をアップさせた、定番品のリファインモデルなのだ。加えてテンプルにはマツケリー社製の生地を使用。コダワリの強いBegin読者にも、直球ストライクなスペックであること間違いナシ! なお、スピビーをはじめ、MIDO出展作品を含めた採れ立て新作情報満載のBegin7月号特集「夏にすぐ効く! 眼鏡とサングラス」も必読です!



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2006年5月15日 人気ジャンル:メガネ・サングラス | | トラックバック (0)

スカーゲン【SKAGEN】

創業年:1992年/原産国:デンマーク
URL:http://www.skagen.jp/

顔(デザイン)よし! 性格(価格)よし! そりゃモテないワケがない……
 Beginは出合った瞬間から確信していました、この時計が絶対に来ると!! 本誌4月号の巻頭連載企画『BB10』で紹介して以来、あれよあれよという間に大ブレイク! 今では毎月のようにファッション誌で紹介され(メンズ誌、レディス誌関係なく)、売り上げも毎月更新し続けているのだとか。まぁ、人気になって当然なんです、このブランドの場合は!
その理由は原産国が、工業デザインで圧倒的な実力を見せつけている北欧デンマークであること。その美的遺伝子を受け継ぐスカーゲンデザインズは、1992年にヘンリック&シャーロット・ヨースト夫妻によって設立。TPOフリーのシンプルなデザインが世界中の感度の高い人に大人気となり、とくにケース厚約6mmという超薄モデルはニューヨーク近代美術館に展示されたほど。そんな高い評価を受けても現状に甘んじず、つねにデザインを進化させ続けていて、今年のバーゼル・ワールドでは数多くの新作を発表しています。そんな凄まじいまでのコダワリがありながら、価格帯は1万~2万円が中心と抜群のコストパフォーマンス! もはや人気にならない理由を探すのが無理ってもんです。
 腕まわりが無防備になりがちなこれからの季節に、最強の1本となることを保証します!

7月号オススメアイテム
スカーゲン
“高級機械式時計の1本主義”ってのも間違いじゃないですが、もっと肩の力を抜いて、こんなセカンドウォッチを何本も持っている方が粋(イキ)ってもんかも!? 3本まとめい買いもアリ!?



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2006年5月15日 | | トラックバック (1)

アディダス【ADIDAS】

創業年:1948年/原産国:ドイツ
URL:http://www.adidas.com/jp/

新常識を創造してきたスポーツブランド界の“トップアスリート”
 100m走の世界記録が10秒を切る、女性がマラソンを完走する……。ほんの数十年前まで不可能と思われていたことが、今日のスポーツ界では常識となっている。アディダスは「1秒でも速く、1cmでも遠く」というアスリートたちの挑戦をサポートするため、常に技術革新を繰り返してきたブランドだ。
 創業者アディ・ダスラーから受け継がれたスポーツへの情熱とクラフツマンシップは、これまでに幾多の名作を生み、スポーツ界の新基準をつくってきた。今でこそ当たり前の「スクリューイン(取替え式)スタッド」のスパイクは、1954年にアディダスが初めて開発したもの。ピッチ状態に合わせてグリップを調節できる画期的なシューズが、同年、FIFAワールドカップスイス大会において「ベルンの奇跡」と呼ばれる西ドイツ代表の劇的な逆転勝利を呼んだ。
 また、初の天然皮革製バッシュオール「スーパースター」は、キャンバス地が主流だったコートに衝撃を与え、往年の名選手K.A.ジャバーをして「シューズが足にプリントされているようだ」との名言を残させた。「すべての競技、すべてのアスリートに合うプロダクトを提供する」こと。創業以来アディダスは、アスリートの声に耳を傾け、そのニーズに応える革新的なアイディアを世に送り出し続けている。その姿勢は、現状に満足せず、常に高いレベルへと挑戦し続ける“トップアスリート”そのものだ!

7月号オススメアイテム
アディダス
アディダスを代表する“殿堂スニーカー”がこの3モデル。上から「カントリー」、「スタンスミス」、「スーパースター」。登場以来ほとんど形を変えることなく、現在も老若男女に愛される超ド定番アイテムなのだ。なお、アディダスをはじめ、本当のお洒落になるために絶対にはずせないアイテム満載のBegin7月号大特集「大人のTシャツ&差がつくスニーカー500」も必読です!



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ダン ゲンテン【DAN GENTEN】

創業年:2006年/原産国:日本
URL:http://www.kuipo.co.jp/dan/

“素材好き”なら狙わずにいられない、自然との共生を謳う新ブランド
 自然の温もりを生かした植物性タンニンなめし革を用い、糸も天然素材を使うこだわりを見せ、さらには、植物やハーブによる染め上げを行う。そんな「自然との共生」をテーマにしたバッグやシューズがレディス市場で人気を博しているゲンテン。金具をなるべく使うことなく、土に還る鉄や真鍮をパーツに用いるなど、そのエコロジックなモノ作りが異彩を放ちつつ、このブランドならではの魅力となっている。
 そんな姿勢を余すことなく受け継ぎ、この春デビューしたメンズラインがダン ゲンテン(ちなみにdan=ダンは男性の意)。レディスラインで存分に発揮された素材を最大限に生かすための非装飾的なデザインは、まさしく大人のためのマスターピース! さらに使い込むほどに革の表情が変化する天然革を使用するだけあって、エイジングの楽しみを存分に味わえるという点も、素材にこだわりを持つ大人の男性にはおあつらえ向き。
 これまではユニセックスで使えるアイテムも展開されていたものの、メンズラインの誕生は嬉しい限り。デザインのみを先行させるブランドものに飽きてしまった、一歩先行く人にぜひおすすめしたい、まさに「原点回帰」とは何かを教えてくれる頼もしい存在です。

6月号オススメアイテム
ダン ゲンテン

右上の写真は、植物性タンニンなめしのイタリアンレザーを使用したボストンバッグ。シンプルなデザインながら、納めるべきものをしっかり収納できる機能性は特筆もの。なお、このダン ゲンテンをはじめ、この春狙うべき靴と鞄を全網羅したBegin6月号大特集「こだわる靴&流行る鞄 渾身300」も必読です!



Begin6月号表紙Begin6月号(2006年4月15日発売)
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2006年4月14日 人気ジャンル:鞄 | | トラックバック (0)

クロケット&ジョーンズ【CROCKETT&JONES】

創業年:1879年/原産国:イギリス
URL:http://www.griffin.cx/cj/

木型の豊富さ、製法の確かさは多くのファン、ショップから信頼される
 英国ノーサンプトンの高級靴のなかでも、デザイン、履き心地の良さ、作りの精緻さ、そしてそれらを価格の適正さで考えたとき、最もパフォーマンスが高いのがこのクロケット&ジョーンズだ。これは靴通の間でよく聞かれること。ということで、Beginでも常にイチ押し靴として誌面で強力におすすめしている次第です。
 このクロケット&ジョーンズは1879年、チャールズ・ジョーンズ氏とその義理の兄弟、ジェームズ・クロケット氏によって創業された。丁寧な手仕事と高いクォリティの製品は、英国内にとどまらず、世界中へと広まった。現在でも、伝統的な靴作りの基本はそのままに、高いデザイン性と品質を併せ持った靴を作り続けることで多くのファンを獲得している。
 そんなクロケット&ジョーンズを語る上で特筆すべきは、このブランドが世界中で最も多くの木型の種類を持つ靴メーカーとして、靴作りのデザインバリエーションや素材選びについて、優れたノウハウを持ち合わせている点。その特徴こそ、モールトンやコニストンといった定番モデルに加えて、多くのセレクトショップからリクエストされる別注モデルを幅広く展開する懐の深さにつながっているのだ。加えて、ショップ側のさまざまなディテールに対する厳しい要求にも高い次元で応えていることも、このブランドの実力の高さを示している。
 靴本来が持つべき履きやすさ、歩きやすさに、ショップ別注による同時代性の加味によって、クロケット&ジョーンズは常にリアリティのある靴として輝いているのだ。

6月号オススメアイテム
クロケット&ジョーンズ

右上の写真は、ユナイテッドアローズが木型はもちろん、デザインも別注したモデル。メダリオンが入れられたストレートチップに「ビーチナット・アンティーク」と呼ばれる加工を施したもの。自分の色に染まっていく楽しさも味わえるのも魅力だ。なお、このクロケット&ジョーンズをはじめ、この春狙うべき靴と鞄を全網羅したBegin6月号大特集「こだわる靴&流行る鞄 渾身300」も必読です!



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