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Begin編集部員の“私的傑作モノ”インプレッション

スナップオン【SNAP-ON】

創業年:1920年代/原産国/アメリカ
URL:http://www.snapon.co.jp/

憧れにして定番と呼ばれるキング・オブ・ツール
 クルマの整備工場などを覗くと、そこに燦然と輝く赤い工具箱。これぞプロの定番にしてアマチュアメカニック憧れの、お宝がつまった宝石箱。すなわちスナップオンの工具箱なのです。今やレンチやドライバーに限らず、あらゆる工具全般を扱うアメリカの総合工具メーカーですが、なぜこれほどまでにプロが愛用し、そしてアマチュアが憧れるのか。品質の高さと言ってしまえばそれまでですが、具体的な理由ももちろんあります。
 まずはお馴染み、ソケットレンチの元祖であること。今からでは考えられませんが、それまでは回すボルトのサイズごとのレンチが必要で、かつハンドル部は長い短いT字L字とさまざまなバリエーションが必要だったのです。それが1920年代の発明により、今のような形態になったんですから、メカニックとしてはもはや脚向けて寝られませんよ。
 次に1960年代に米軍の依頼で開発されたフランクドライブシステム。誤解されている方が多いのですが、ボルトやナットを回すときに、それらの角に引っ掛けて回していると思っていませんか(そんな、今さら聞けない工具に関する基礎知識は、現在発売中のビギン4月号の「傑作“工具”図鑑」をお読みください)?
  実際、そういう工具は今でも多く、かつてはそれが主流でした。が、角ということは、すなわち鋭角な点であり、そこに力をかけていればその部分は当然磨耗、すなわちナメてしまうワケです。整備のつもりが破壊……アマチュアにありがちなオチです。それをスナップオンは、点ではなく面で接触させることで、この「ナメる」状態を起こりにくくしてるんですな。
 プロは整備するのが仕事であり、ボルトを回すことではありません。そのボルトを回す工程などでは、できるだけ余計な手間をかけることなく確実に作業したいものです。だからこそ信頼できる高品質な工具。そこで選ばれるスナップオン。整備工場内に鎮座する赤い箱(この箱も抜群に素晴らしいです)に詰まったお宝は、伊達やハッタリなんかじゃないのです。


4月号オススメアイテム
スナップオン

スナップオンを代表する工具といえば、このラチェット機構(逆回転時に空回りすることで早回しが可能)を持ったソケットレンチ。ヘッド部の形状から小判型と呼ばれる。

Begin4月号表紙Begin4月号(2006年2月16日発売)
【大特集】オトナの迷彩大研究
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傑作“工具”図鑑


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2006年2月16日 |

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